「インフルエンザ予防には、口腔ケアが大切である」

という論文は数多く出ています。

メカニズムも解明されています。

新型コロナウイルスとの関係の論文はまだ出ていませんが、口腔ケアが自分の健康を守る可能性は考えられます。

予防歯科、定期健診、メンテナンスは、とても大切です。

厚生労働省の報告によりますと新型コロナウイルス感染予防対策には口腔ケアが有効だと報告しています。

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yobou/index_00013.html

 

歯磨きや口腔ケアをおろそかにしていると、むし歯や歯周病の原因となる細菌が増殖してプラークになります。

このプラークには、気管支炎や肺炎などの発症や重症化にかかわる肺炎球菌などの細菌も含まれます。

これらの細菌はプロテアーゼと呼ばれる酵素を出し、インフルエンザウイルスが気道の粘膜から細胞に侵入しやすくなる特性を持っています。

口腔内が不潔であるとインフルエンザの発症や重症化につながるということです。

実際に、歯科衛生士による口腔ケアを受けた人のインフルエンザの発症率が下がった報告があります。

感染対策には、歯科衛生士による口腔ケアがとても大切なのです。

 

テレビでも放映されているので患者さんにも観てもらいたいです!

みつはし歯科・矯正歯科 市原