《むし歯の放置は危険?頭痛の原因になることも》
市原市牛久の歯科・歯医者、三橋歯科医院です。
本日はむし歯の放置による頭痛についてお話しします。

『むし歯の放置』
甘いものや冷たいものが歯にしみて、もしかしたらむし歯かも?と思っていたら、翌日は痛くないからまだきっと大丈夫。
きちんと治そうと思ったら時間もかかるし、仕事で時間がとりにくいからまた今度にしよう等多少痛んでも、ついつい放置しがちなむし歯。
まだ大丈夫だと思って油断していませんか?
むし歯はお口の中だけのトラブルと考えられがちですが、場合によっては頭痛を引き起こすこともあります。

『むし歯が引き起こす緊張性頭痛』
緊張型頭痛は後頭部のズーンと鈍い痛みが特徴で、片頭痛と比べて症状が長い時間持続します。
通常むし歯があれば、そちらを避けて食事をするために片噛みが習慣になってしまい、不自然なあごの使い方になります。
それを続けていると、あごや首の筋肉にいつも以上の負担がかかり、筋肉が硬直しやすくなり、一部の筋肉が固まれば隣り合う筋肉にも負担がかかり、首から肩にかけての広い範囲が凝りやすいくなります。
この凝りが後頭部を締め付け、頭痛を生じさせることがあるのです。

『顎関節症による頭痛』
むし歯を治療をせず、その歯で噛まないように避けて不自然な噛み方を続けていると、噛み合わせがずれ、あごの関節の付け根に痛みを伴う顎関節症のリスクが高まります。
顎関節症は口を開けると違和感や痛みを感じる症状であり、次第に痛みが増し、口を大きく開けられなくなることもあります。
こめかみや側頭部にかけて締め付けられるような頭痛を伴うこともあります。
顎関節症を発症してしまったら、むし歯治療と並行して、顎関節の治療を行う必要があります。

『蓄膿症に伴う頭痛』
むし歯が原因でいわゆる蓄膿症(上顎洞炎)という鼻の炎症を引き起こすことがあります。
上顎洞は鼻の横奥の辺りにある、鼻とつながっている空洞のことで、上の奥歯の根元は、この上顎洞に近接しています。
その歯にむし歯ができて根に達するほどひどくなったり、被せ物の下でむし歯がひそかに再発していると、細菌が上顎洞に菌が入り込んでしまうことがあります。
そこに膿が溜まり、圧力が高まると頭が痛くなります。

少しでも参考になれば幸いです。
自身の歯についてお悩みの方はお気軽にご相談ください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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