市原市牛久の歯科・歯医者、三橋歯科医院です。
本日は神経を抜いた歯はなぜホワイトニングできないかについてお話しします。

『歯の構造が異なる』
歯の構造が異なるためです。
通常、ホワイトニングは歯のエナメル質に含まれる色素を取り除くことで行われます。
しかし、神経を抜いた歯は、エナメル質の下にある象牙質が露出しているため、ホワイトニング剤が直接象牙質に作用します。

『根管治療が原因』
神経を抜いた歯は、根管治療によって神経が取り除かれた状態です。
根管治療は、歯の内部にある神経や血管を取り除くため、歯が元々持っていた血管や神経の供給が切断され、死んだ状態になります。
神経を抜いた歯の象牙質は、エナメル質よりも柔らかく、細孔が多いため、色素が染み込みやすく、変色しやすい傾向があります。
ホワイトニング剤が象牙質に作用すると、歯の表面に現れる黄ばみや茶色の変色は軽減できますが、象牙質内部の変色を改善することはできません。

『審美治療』
神経を抜いた歯は、歯の構造が弱くなっているため、ホワイトニング剤によって歯質が傷つけられる可能性があります。
そのため、歯科医師は、神経を抜いた歯にホワイトニング剤を使用することを推奨していません。
代わりに、神経を抜いた歯の場合は、クラウンやベニアなどの審美的な治療法が適しています。
これらの治療法は、歯の表面を再建し、色素沈着や変色を改善することができます。
しかし、治療法には、歯の削り込みや費用がかかるといったデメリットがあるため、適切な治療法を選ぶためには、歯科医師と相談することが重要です。

少しでも参考になれば幸いです。
自身の歯についてお悩みの方はお気軽にご相談ください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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